Rain / The Beatles

The Beatles

梅雨の時期にピッタリの曲

「Rain」が世に初めて出たのは1966年5月のようです。
A面が「Paperback Writer」、B面が「Rain」のシングルとして発売されました。

※上記画像はamazonアソシエイト経由(以下同様)

そもそも「シングルって何?」という世代も出てきそう(もう出ている?)ですが、シングルというのは、1曲か2曲(A面B面合わせて2曲のものが主)組みの短めの作品を指します。媒体はレコード→カセットテープ→CDときて今は配信が主なんでしょうかね。CD世代なので最近の事情はよく分かりません。。

ということで私が初めて「Rain」を聴いたのは、発表当時のシングルレコードではなく、アルバムCDとして発売されてからでした。「Rain」はアルバム「Pastmasters volume 2」に収録されています。

曲の特徴

1回聴いてみると「これは多分、Johnの曲だよなぁ」と当たりをつけることができると思います。

第一印象として、
・なんとなく気怠い、悟りを開いたような雰囲気がただよっている
・歌詞に「I don’t mind(どうでもいい)」という投げやりなフレーズがある

と思いました。The Beatlesの曲は作詞・作曲の欄に「Lennon-McCartney」と表記されることがほとんどで、John LennonとPaul McCartneyの2人の共作であると世間には公表されるので、実際にどちらが曲を作ったか明確にはなっていません。
この曲はJohnとPaulのどっちが作ったのかな~と思いを巡らせてみるのも楽しいです。(すごく詳しい人だと、もうどちらが作ったか全て把握しているのかもしれませんが)

次に、コード進行を見てみましょう。

(verse)
G C D G C D G C G

いたって普通です。Johnの魔法のようなコード進行というものは、この曲では垣間見ることができません。はじめのGが4拍で、次のC・Dが2拍になっている時点で十分に非凡ではありますが。

発音も私なりに見ていきます。曲冒頭の1文をピックアップします。

If the rain comes they run and hide their heads

強調する単語と強調しない単語に分類します。(昔教わった学校では叩く単語・叩かない単語と表現していました。)
強調される単語は名詞・動詞なことが多いです。それ以外の代名詞・助動詞・前置詞などはほとんど強調されません。

If the rain comes they run and hide their heads

強調する部分に下線を引きました。

強調する部分だけ発音記号やアクセントに気を付けて、強調しない部分は脱力したウとアの中間くらいの音でOKです。
強調する部分は強く発音します。強くというのは、音の長さが長いし、音の大きさも大きいということです。
強調しない部分は弱く発音します。弱くというのは、音の長さが短いし、音の大きさも小さいということです。
これを1文、音を切らずに発音します。1文通して常に喉が鳴っている状態です。英語が「ウ〇☆?△=~~」と呪文のように聞こえるのはこのせいだと教わりました。
強調する部分と強調しない部分にメリハリをつけてカタカナ表記にするとこうです。

 ウレーン カムス イ ウラーン ナン ハイ ア ヘーズ

もっと極端に書けばこうです。

  ウレーン カムス  ウラーン  ハイ  ヘーズ

強調する単語「rain」の頭が「r」であり、それをキチンと発音するために、最初に小さい「ウ」を入れた方が発音し易いです。
下線を引いていない強調しない部分は、それこそうめき声のようなウとかアの中間の音でも構わないそうです。

どうでしょうか。これでちょっとJohnの歌声に近付けた気がしませんか。

その他

「rain」を聴いた時に、「なんか別の曲に似ているな」と感じました。メロディーは出てくるが曲名が出てこない…でやっと調べて分かったのが

「I Want Tell You」

でした。
この曲も聴いた時に「Johnだよな~」と自分では思ったのですが…→作詞作曲はGeorge Harrisonでした…
なんという当てにならない己の直感。

コードは

(verse)
A A B E E A

別に似てないですね…一音下げても同じです。

なぜ似ていると感じたのでしょうか。う~ん、一応歌詞に「I don’t mind」が出てくるところは似ています!