小規模納税者の方が対象でした。
年金&医療費の方がメインだと想定していたのですが、そうではなく、不動産収入をお持ちの方が多かったです。
当日、会場に集まった税理士(約20名ほど)は2グループに分かれました。
1つは納税者の方が持参した資料を仕分けする係。
所定の用紙に、所得の種類と対応する資料の種類・枚数を書き込みます。
もう1つは上記資料の情報をパソコン(確定申告書作成コーナー)に打ち込む係。
例えば、損益計算書(納税者作成済み)の数値や青色申告特別控除額をパソコンに打ち込んでいきます。
この役割分担が明確だったことがとても助かりました。
私は後者のパソコン係を担当しましたが、仕分け係のほうでどんな所得や資料があるのか整理済みなので、改めて納税者の方に尋ねる必要がありませんし、漏れも防止できます。
また、会場の運営(武蔵野税務署職員)の方の事前の説明も、とても適切でした。
e-Taxの利用者識別番号がない方、あっても忘れた方、パスワードが分からない方の場合別にパソコンの操作が異なってくるのですが、その事前アナウンスがあったので、本番中の混乱が避けられました。
「ん?還付のはずなのに納税になっているぞ?」→「そうか、所得の内訳書の入力がまだだった」
というようなこともありましたが、全体的に滞りなく進み、相談会を終えました。
その昔、地方の青色申告会で相談員を担当したことがあります。
仕分け・入力・印刷を分担なく1人で担当し、制限時間もありでなかなか冷や汗ものの業務でした。
それに比べると今回の業務は、精神的に重圧を感じることなく進められたと感じます。